ダイビングインストラクターがチェーン店に就職してはいけない理由




ダイビングインストラクターは

チェーン店に就職してはいけない

こういう書き方をすると、チェーン店にお勤めのインストラクターは「敵意でも持っているのか?」と考える人が居ます。

全く逆です。

私はダイビングの世界で30年少々、24歳で起業してから、ものすごく幸せなインストラクター人生を送らせていただいています。自分でいうのもナンですが本当です

長く関わっていただいた皆様のおかげです。今改めて、様々感謝しております。

現在、ダイビングインストラクターを育成する役割をするようになり、心底、インストラクターの方の将来について考えています。

貴方に将来にわたって後悔のない道を歩んでいただきたいと、おそらく…貴方の周囲の人、会社の人、業界団体、その他誰よりも具体的に、そして強く願っています

本心です

ダイビングの道へ進んで会社やオーナーの「養分」にされてしまうインストラクターなんて見たくありません。

これを読んでるあなたにも素晴らしいダイビング指導者としての人生を歩んでいただきたいという強い思いで、このページを書いています。

どうか是非、将来、あなたはどうありたいかをしっかりと見据えてインストラクターをしていただきたい。

このブログを読んでいただいたのも何かのご縁です。

どなたでも何でもお気軽にお問い合わせください。どんなご相談にも親身に乗ります。

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誰も教えてくれないぶっちゃけ情報

まず「始まり」はインストラクターとして活動する場を、

プロショップ(ここではオーナーショップとします)にするか、

チェーン店にするかを決めることからはじまります。

そしてそれが、インストラクターとしての将来を大きく分けることになります。

チェーン店という規模はメリット?

直観的には規模に安心を求めるのでしょう。

ところが…

独立してすぐに同様なチェーン展開する人を除き、将来自分の店を持ちたいと考えるインストラクターにとって、チェーン店への就職は不安の始まりとなります。

チェーン店に就職した人に聞いてみたいです…

何年続く安心ですか?」

勤務インストラクターで定年まで?

ダイビング以外の一般的な会社では、年を取ると管理職技術職、その他、何らかのデスクワーク等、年齢相応の道があります。

インストラクターで就職して定年まで勤めようと考えている人は、何人がそういう仕事につけるか自分はそうなれるかをしっかり検討しておきましょう。

チェーン店で若年インストラクターと働くだけの職歴で他業種への転職極めて困難なことです。

もしあなたが人を雇う立場なら、歯車としてダイビングしかしてこなかった人を雇いたいですか?

厳しい表現ですが、雇う側に立つと当然の発想です

もっと他に、仕事の能力の高い、職を求める人は大勢います。溢れています。

チェーン店から独立する苦難

「将来、独立したい」とも聞きますがよく考えてみてください。

「チェーン店は新人が多い」というのが大きなデメリットです。

そこで、広告に力を入れ、見栄えを前面に出すことで、消費者にはベテランの運営するプロショップより有利に見せることを武器とします。

そのため限られた資本で店舗を増やすには、賃貸物件で店舗数を増やし、銀行からの借り入れで店舗を飾り、リースで車などを揃えていきます。

ココモは無借金で、兵庫県唯一で店内プール付の地域最大規模の店舗を自社で所有する安定したプロショップです。)

きっとあなたもチェーン店に就職すれば、シーズンオフのある会社に毎月のしかかってくる広告費をはじめ、家賃、人件費、リース料を賄うために、理想とは異なる運営内容でも、売り上げ至上主義と化するでしょう。

ところが、インストラクターとして自信ついてきて、いざプロショップとして独立すると、一転して質が高いことを武器とし、昨日まで居たチェーン店を否定することになります。

その変わり身具合に矛盾を感じない人が居るでしょうか?

周りもそうですが、あなた自身も矛盾を否定できないでしょう。

生きてきたことこれからのことに矛盾を抱くのはつらいものです。

独立した時にはスッカラカン!

一般に独立時、ある程度はお客さんがついてきてくれますが…

折角独立しても、そもそもチェーン店を選択し、チェーン店として育てたダイバーのニーズは、あなたが始めるプロショップのニーズとはズレてしまってます。

ダイビングも、コンビニの様に、経験の少ない人たちの運営でも「チェーン店が良い」思い込んでる人なのですから。

そもそも専門性が必要な業種チェーン店は選ばないものです。

あなたがチェーン店でのんびりしている頃に、早くから起業したプロショップは、試行錯誤を重ね、真似できないノウハウ知名度在庫ショップ資産取引先との実績など、自分やショップとしての資産が蓄積されてます。

あなたがサラリーマンインストラクターしている間に、起業組は、早くから事業や投資の思考を持ち、高め、経済観念が成長し、将来設計ができているものです。

あなたがサラリーマンインストラクターとして、会社を大きくするために働いてる間に、早くから起業したインストラクターは、一見、規模は小さく見えるでしょうが、確実に資産規模を育てています。

ダイビングスクールとしても、経営者としても、経済的にも・・・

ところが、社会人10年といえど、ダイビングチェーン店でインストラクターしてても、帳簿すら分からない人が多いでしょう。

例えば、同じ年で既に起業したインストラクターは、PADI5スターに認定されてても、あなたは独立してからノーマル認定を取得するところからスタートすることになります。

そこから同じステージに立つのに何年もかかってしまいます。

更に・・・

あなたが勤務時代に築いたネタ、ブログ、ノウハウ等の実績は、勤務していた店やそこの後輩の営業ツールとして活用され、あなたの脅威と化しているでしょう。

あなたのやってきたことが、あなたの脅威になるということです。

独立したあなたの弱点は、勤務していたお店は知り尽くしています

プロショップで修行とは?

プロショップに勤めて得た経験では…

まず、プロショップ勤務では、オーナーとの付き合いが濃いです。

つまり、オーナーショップについて学べます

独立後もプロショップを運営するなら矛盾感にさいなまれることなく、それまでの活動と同様の事業を行うことができます。

形だけで大きくなったチェーン店からの独立では、会社が起業を邪魔をするケツの穴の小さいドケチ社長が居ますが(奴隷か何かとでも思ってるのでしょうか?)

実力派のプロショップオーナーは、自分のところで育ったあなたを誇らしく思い、独立後も気にかけ様々な場面で助けてくれることでしょう。プロショップオーナーには、それくらいの実力からの余裕があるものです。

また、年を重ねたプロショップオーナーは、作り上げたものを次に残したいと思うもので、あなたは後継者になれたりのれん分けしてもらえることもあります。

インストラクターとしての自由とは?!

ネットではよく「自由を手に入れよう」といった営業を見かけますが…

ダイビングで起業すればお天気の影響以外はそもそもかなり自由な生き方ができます。

多くの起業インストラクターは、適度な欲を持ちつつとても自由な生き方をしています。

自由な時間の使い方や運営ができることで事業を拡大したり、自分や他への投資をしているものです。

ダイビングという職業はどういうものかを、あらかじめ深く調べてみることで、資格取得後まず身を置くのは、チェーン店であるべきかプロショップであるべきか、また、将来はどうしたいのかじっくり考えてみてください。

ダイビングスクールの見極め

記事リスト

ダイビングのプロ資格コース

ココモでは、プロ育成から独立開業まで幅広いプロフェッショナルな支援をしています。

インストラクターを養成すればいいという発想ではありません。

最短で一人前になるための仕込みとしてプロコースを開催しています。

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