要注意のダイビングスクール(学科での営業編)




ライセンス取得の目安(PADI)

DMコースと表示するプロコースを、半年で取得できる上達コースだと言って、ダマすような売り方をするスクールがあります。

実際は、お上手コースなどというものではなく、1日海に行くのに数万円かかるダイビングで、最低で60回のダイビングが必要な上、他に泳力試験、デモンストレーション試験、物理・生理・器材・スキル・環境・減圧理論の専門知識の筆記試験、ディープやサーチ、ナイトダイビングの経験、様々なコースの引率インターンシップやワークショップが必要で、別途費用が掛かることをロクに説明せず売ろうとします。

そもそも、PADI DM(ダイブマスター)は、日本の全ダイバーの3%も居ないプロ資格で、それを半年で取得する人など、さらにその数パーセントもおらず、現場で出会うプロ仲間にもほぼ居ないのが現実です。

これらを、まだ潜ったこともない初心者コースの初めてのプールダイビング迄だけの限定セットとして売り抜けようとする悪質なスクールには、一日も早く退散願いたいものです。




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