Q.「楽しめる人」と「楽しめない人」との”差”って何ですか?




水の女神サラです。

次の質問がありました。

要は…最短で最高に楽しめるようになりたいということの様です。

回答します。

(ご質問)

ダイビングって始めたあと…

「楽しめてる人」

「楽しめてない人」極端ですが…

その””って何が原因ですか?

なかなかの観察眼をお持ちです。

多くの人

「自分は平均的だろう」

という発想になりがちです。

そう考えた方がだからです。




2つの思考

世の中には大別すると次の2つの思考があります。

  1. 95% = 人マネの思考
  2. 一部の人 = 創造的思考

「運命」という言葉のせいにする?!

実社会では、溢れる情報から正しい情報を見抜くことが必要ですね。

自ら考えることもしない人が、十分な安全や楽しさを得られるかと考えれば…運以外にないでしょう。

ネット情報や、インストラクターの情報でさえ、その大半が平均的なものから、それらから本当に重要なこと簡単には得られません

「95%に従う」とは?

平均的を選ぶことで、「判断した」錯覚します。

その本質「考えない行動」に過ぎません。

社会心理学では「同調行動」言い思考を放棄し、自分の運命を他人に委ねる性格や行動特性からの行動です。

(霊感商法では)

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「手相や姓名判断に応じるか応じないか」「会ったばかりの見ず知らずの相手の鑑定に、悩みや願望、将来までもを委ねるか」を判断します。

広告や、大衆に受ける為に書かれたネット情報に頼る人は、同様な性質を持った人と言えます。

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同調ダイバーは…

楽しさ「海」「ダイビング自体」に求め自ら楽しみを創造する考えのないダイバーは、楽しい海があるとの錯覚、幻覚を見ます。

海には…楽しい海辛い海というものはなく海は海でしかないのです。

楽しいと感じるか、辛いと感じるかは、知識・技術・姿勢などが整ってるかどうかというダイバー次第です。

そもそも数年で辞める(続かない楽しみでやっている)指導者に習ったダイバーは青い鳥症候群に陥り、常に楽しみを外部に求め続け、最終的には行き場を失います

ダイビングが「楽しく思える」とは(ここは時間がある方のみ開きましょう)

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  1. ダイビング=人と違う楽しみ
  2. 業者の多くは「未経験者が考える楽しみ」で集客する
    ★実態と異なる楽しみを広告している→最初は楽しい
  3. しかし…「広告の楽しみ」は然程楽しくない
    1.  それでも自慢が楽しい場合
      1. 未経験者に自慢できるが…
        楽しくないことを繰り返すうちにやめる
      2. 経験者にその人が知らないことを探して自慢するが
        それを繰り返すうちに自慢以外の楽しみが見当たらずやめる
        ・Aに行き、AにBは良かったと語り、
        ・Bに行き、BにCが良かったと語り、
        ・Cに行き、DにAが良かったと語る…
        デートの度に、前の異性の良さを話すようなもので居場所がなくなるが、他に楽しみが無いのでやめられない。
        転職を繰り返す求職者のようになる。
    2. 本来の楽しさに気づいた場合
      1. 自慢話が目的の場合:初期の思惑と異なりやめる
      2. 自慢話が目的でない場合:楽しく続く

業界に求められるもの

ダイバーの為には安易な集客をやめることです。

  • 安易な集客でなく、良さを伝える努力
  • 良さを伝えられるプロを育成できる経営

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世の中「思い付き」「人マネ」「本当に良いもの」は手に入らないものです。

〇〇に素直

上へ達した元横綱、千代ノ富士こと九重親方は、弟子をとるとき気にするのは「素直かどうか」ということ。

「素直な子は伸びると。

同じ素直でも自分に素直な人」その逆でしょう。

どこの海が楽しいですか?

そう質問する人が多いですが、同じ海でも楽しめる人楽しめない人が居ます。

問題は海ではないです。

もし、楽しい海があるとすれば、その海辺に住むだけで楽しい日々が続くということになります。

そんな海は存在しません。そう見えるのは錯覚です。

あるのは、日々どう過ごすか、海とどう接するかの行動の結果です。

見つけましょう

楽しみはあなたの内側にあります。

それを引き出してくれるインストラクターを。




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